パブコメ募集(1):免許手続きの簡素化

『無線局免許手続規則の一部を改正する省令案等に係る意見募集-アマチュア局の免許手続きの簡素化、無資格者の利用機会の拡大及び周波数の追加割当て-』
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000416.html

について,気になるところを読み解いてみました.
デジタルモードの話は ほかのみなさんにお任せし,裏街道をなぞってみました.
『別添2』の「許可を要しない工事設計の軽微な変更」(S51告示87)について(だけ)です.


アッテネータ追加の容易化

「許可を要しない工事設計の軽微な変更」の対象として,「アッテネータの挿入」が加わろうとしています.
“体験臨時局”――詳細は次の記事(2)にて――にあわせた,制度の簡素化でしょうか?

  たとえば,1kW免許の局でも,アッテネータで絞れば,
  四アマの立ち会い(指揮)でも第三者通信がOKになります.

それは深読みし過ぎかなぁ?
じゃあなんで 突然 出てきたんだろう?:
2 空中線の工事設計
 当該部分の全部について削る場合又は改める場合若しくは追加する場合(送信機と空中線間に減衰器を追加する場合を含む。)。ただし、いずれも電波の型式又は電気的特性に変更を来さないこととなる場合(減衰器の追加により空中線電力が低下する場合を除く。)に限る

もっともすでに従来の社団局でもそうなっていて,四アマでもQRPすれば運用できます:
切替器によって当該者の資格の操作範囲の空中線電力に低減することも認めることができる。
〔電波法関係審査基準 無線局の局種別審査基準 第15 アマチュア局 2〕

「減衰器」と「切替器」とで違っていますけどね.


200W超え局の新スプリアス規格対応

いよいよ/ようやく.
「許可を要しない工事設計の軽微な変更」の対象に,以下が加わろうとしています.
これって200W超え局の新スプリアス規格対応への備えですよね?
4 送信機の部品及び当該送信機の外部入力端子に接続する附属装置に係る工事設計
 2 次に掲げる条件に適合する場合(前3号に規定する場合を除く。また、空中線電力200ワットを超える送信機の部品の工事設計であつて,総務大臣が別に定めるところにより公示する者による、総務大臣が別に定める手続に従つて行つた無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令第119号)附則第3条第1項の規定による経過措置を受けている無線設備について同令附則第2条に規定する新規則の条件に適合していることの保証を受けた場合であつて、次に掲げる条件に適合する場合を含む。)

なお,
○「前3号」とあるのは,おおむね以下の内容です:
・1 … 200W以下の保証認定
・2 … アンテナの変更 (=上項のアッテネータの件)
・3 … 20W以下のリグでの,部品変更

○「平成17年総務省令第119号」は,はい,スプリアス規格の改正です.

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