WRC-19速報:Reg.1,50MHz帯分配の詳細

全貌が開示されました:
http://rsgb.org/main/files/2019/11/WRC19_50MHz-result.pdf


絵解き

前の記事からの再掲:20191122allocation.jpg
【11/23 追記】共用条件:20191123coexistence.jpg


分配表

Allocation to services
Region 1Region 2Region 3
47-6850
BROADCASTING



5.162A  5.163  5.164  5.165 
5.169  5.171
47-50
FIXED
MOBILE
47-50
FIXED
MOBILE
BROADCASTING

5.162A
4750-6852
BROADCASTING
Amateur

ADD 5.A11   ADD 5.B11  ADD 5.E11  5.162A  5.163  5.164  5.165 
MOD 5.169  5.171  ADD 5.C11 
ADD 5.D11  ADD 5.169bis  ADD 5.A11bis
50-54
           AMATEUR

           5.162A  5.167  5.167A  5.168  5.170





4752-68
BROADCASTING





5.162A  5.163  5.164  5.165 
MOD 5.169  5.171  ADD 5.169bis  ADD5.A11bis
54-68
BROADCASTING
Fixed
Mobile

5.172
54-68
FIXED
MOBILE
BROADCASTING

5.162A



分配表の脚注

5.162A ウィンドプロ ファイラレーダー(二次分配)との共存

既存ですが,国名「マケドニア旧ユーゴスラビア共和国」が「北マケドニア」と修正されています.
それにともなって,採録順も変わりました:「ラトビアの次」から「ルクセンブルグの次」に移っています.
https://www.tele.soumu.go.jp/wari/WarikyakServlet?KYAK=5.162A をもとに,その部分だけ修正しました.
5.162A  付加分配:ドイツ、オーストリア、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、中華人民共和国、バチカン、デンマーク、スペイン、エストニア、ロシア、フィンランド、フランス、アイルランド、アイスランド、イタリア、ラトビア、マケドニア旧ユーゴスラビア共和国、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、北マケドニア、モナコ、モンテネグロ、ノルウェー、オランダ、ポーランド、ポルトガル、チェコ、英国、セルビア、スロベニア、スウェーデン及びスイスでは、46-68MHzの周波数帯は、二次的基礎で無線標定業務にも分配する。この分配は、決議第217 (WRC-97)に従って運用するウィンドプロファイラレーダーに限る。(WRC-19)

5.163 固定・陸上移動(二次分配)との共存

アマチュアバンド外の規定です.既存ですが,「ハンガリー」が抜けました.
https://www.tele.soumu.go.jp/wari/WarikyakServlet?KYAK=5.163 をもとに,その部分だけ修正しました.
5.163 付加分配:アルメニア、ベラルーシ、ロシア、ジョージア、ハンガリー、カザフスタン、ラトビア、モルドバ、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン及びウクライナでは、47-48.5MHz及び56.5-58MHzの周波数帯は、二次的基礎で固定業務及び陸上移動業務にも分配する。(WRC-19)

5.164 陸上移動(一次分配)との共存

既存ですが,
・「ハンガリー」が加わりました.
・国名「スワジランド」が「エスワティニ」に変わりました.
・ラトビアに「58-68MHz」が追加されました.
https://www.tele.soumu.go.jp/wari/WarikyakServlet?KYAK=5.164 をもとに,その部分だけ修正しました.
5.164 付加分配:アルバニア、アルジェリア、ドイツ、オーストリア、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ボツワナ、ブルガリア、コートジボワール、クロアチア、デンマーク、スペイン、エストニア、エスワティニ、フィンランド、フランス、ガボン、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イスラエル、イタリア、ヨルダン、レバノン、リビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、マダガスカル、マリ、マルタ、モロッコ、モーリタニア、モナコ、モンテネグロ、ナイジェリア、ノルウェー、オランダ、ポーランド、シリア、スロバキア、チェコ、ルーマニア、英国、セルビア、スロベニア、スウェーデン、スイス、スワジランド、チャド、トーゴ、チュニジア及びトルコでは、47-68MHzの周波数帯、南アフリカ共和国では47-50MHzの周波数帯、ラトビアでは48.5-56.5MHz及び58-68MHzの周波数帯は、一次的基礎で陸上移動業務にも分配する。ただし、この脚注に掲げる国の陸上移動業務の局は、これらの国以外の国の現存の又は計画された放送局に有害な混信を生じさせてはならない。また、当該放送局からの保護を要求してはならない。(WRC-19)

5.165 固定・移動(一次分配)との共存,47~68MHz,アフリカの一部

既存ですが,「エジプト」が加わりました.
https://www.tele.soumu.go.jp/wari/WarikyakServlet?KYAK=5.165 をもとに,その部分だけ修正しました.
5.165 付加分配:アンゴラ、カメルーン、コンゴ共和国、エジプト、マダガスカル、モザンビーク、ニジェール、ソマリア、スーダン、南スーダン、タンザニア及びチャドでは、47-68MHzの周波数帯は、一次的基礎で固定業務及び移動業務(航空移動を除く。)にも分配する。(WRC-19)

5.A11 放送局 > 二次分配アマチュア;電界強度制限

追加です.

5.A11 第1地域では、二次的基礎で動作するアマチュア業務の局は、放送業務の局に有害な混信を与えてはならない。また、当該放送業務の局からの保護を要求してはならない。
50.0-52.0MHzの周波数帯における第1地域のアマチュア局によって生じる電界強度は、
・運用中のアナログ放送局を有する国、ならびに、
・脚注5.167および5.168に含まれる第3地域の放送局を有する近隣諸国
の国境に沿って、時間の10%以上にわたって地上10mの高さで計算値+6dB(μV/ m)を超えてはならない。(WRC-19)

5.B11 ウィンドプロファイラレーダー > アマチュア

追加です.

5.B11 第1地域においては、50-52MHz帯のアマチュア業務の局は、脚注5.169に含まれている国を除き、脚注5.162Aに基づく無線標定業務で動作するウィンドプロファイラレーダーに有害な混信を生じさせてはならない。また、当該ウィンドプロファイラレーダーからの保護を要求してはならない。(WRC-19)

5.E11 ロシア

追加です.

5.E11 ロシアにおいては、50.080-50.280MHzの周波数帯のみを二次的基礎でアマチュア業務に分配する。
本条項に含まれていない国における、他の業務のための保護基準は、脚注5.A11および5.A11bisで規定される。(WRC-19)

5.169 アマチュア(一次分配)との共存,アフリカの一部

既存ですが,
・「コンゴ民主共和国」が抜けました.
・国名「スワジランド」が「エスワティニ」に変わりました.
https://www.tele.soumu.go.jp/wari/WarikyakServlet?KYAK=5.169 をもとに,その部分だけ修正しました.
5.169 付加分配:ボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウイ、ナミビア、コンゴ民主共和国、ルワンダ、南アフリカ共和国、スワジランド、ザンビア及びジンバブエでは、50-54MHzの周波数帯は、一次的基礎でアマチュア業務にも分配する。セネガルでは、50-51MHzの周波数帯は、一次的基礎でアマチュア業務に分配する。(WRC-19)

5.C11 レバノン

追加です.

5.C11 異なる種類の業務:レバノンにおいては、50-52MHzの周波数帯を一時的基礎でアマチュア業務に分配する。
レバノンにおけるアマチュア業務の局は、本条項に含まれていない国における、無線通信規則に従い50-52MHzの周波数帯で動作する放送、固定、移動業務の局に有害な混信を生じさせてはならない。また、当該放送、固定、移動業務の局からの保護を要求してはならない。(WRC-19)

5.D11 ヨーロッパでの50~50.5MHzでの一次分配

追加です.

5.D11 異なる種類の業務:オーストリア、キプロス、バチカン、クロアチア、デンマーク、スペイン、フィンランド,ハンガリー、ラトビア、オランダ、チェコ共和国、イギリス、スロバキア、スロベニアでは、50-50.5MHzの周波数帯がアマチュア業務に一次的基礎で割り当てられる。
これらの国のアマチュア業務の局は、本項に含まれていない国の、50-50.5MHzの周波数帯で無線通信規則に従って動作する放送、固定および移動業務の局に、有害な混信を生じさせてはならない。また、当該放送、固定および移動業務の局からの保護を要求してはならない。
これらの業務の局に対しては、脚注5.A11bisの保護基準も当てはまる。
第1地域では、脚注5.169に含まれている国を除き、脚注5.162Aの下で無線位置標定業務で動作するウィンドプロファイラレーダーは、50-50.5MHzの周波数帯のアマチュア業務の局と平等に基づいて動作することが認められている。(WRC-19)

5.169bis アフリカでの一次分配

追加です.

5.169bis 代替分配: 第1地域における以下の国:アンゴラ、サウジアラビア、バーレーン、ブルキナファソ、ブルンジ、アラブ首長国連邦、ガンビア、ヨルダン、ケニア、クウェート、モーリシャス、モザンビーク、オマーン,ウガンダ、カタール、南スーダンおよびタンザニアにおいては、50-54MHzの周波数帯を一次的基礎でアマチュア業務に分配する。
ギニアビサウでは、50-50.5MHzの周波数帯を一次的基礎でアマチュア業務に分配する。
ジブチでは、50-52MHzの周波数帯を一次的基礎でアマチュア業務に分配する。
脚注5.169に含まれる国を例外として、脚注に従い動作する第1地域のアマチュア業務の局は、50-54MHzの周波数帯のすべてまたは一部分において、無線通信規則に従って動作するアルジェリア、エジプト、イラン、イラク、イスラエル、リビア、パレスチナ、シリア、北朝鮮、スーダン、チュニジアにおける他の業務の局に、有害な混信を生じさせてはならない。また、当該業務の局からの保護を要求してはならない。
50-54MHzの周波数帯のアマチュア局により生じる電界強度は、保護を要求する列挙された国の国境に沿って、時間の10%以上にわたって地上10mの高さで+6dB(μV/ m)の値を超えてはならない。(WRC-19)

5.A11bis 保護規定

追加です.

5.A11bis 脚注5.169に含まれる国を除き、50-54MHzの周波数帯のすべてまたは一部分における、第1地域内で用いられるアマチュア業務の局は、無線通信規則に従って用いられるアルジェリア、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、エジプト、ロシア、イラン、イラク,カザフスタン、キルギス、リビア、ウズベキスタン、パレスチナ、シリア、スーダン、チュニジアおよびウクライナにおける他の業務の局に有害な混信を生じさせてはならない。また、当該業務の局からの保護を要求してはならない。
50-54MHzの周波数帯のアマチュア局により生じる電界強度は、本項に列挙された国の国境に沿って、時間の10%以上にわたって地上10mの高さで+6dB(μV/m)の値を超えてはならない。(WRC-19)

5.171 固定・移動(一次分配)との共存,54~68MHz,アフリカの一部

アマチュアバンド外の規定です.既存ですが,国名「スワジランド」が「エスワティニ」に変わりました.
https://www.tele.soumu.go.jp/wari/WarikyakServlet?KYAK=5.171 をもとに,その部分だけ修正しました.
5.171 付加分配:ボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウイ、マリ、ナミビア、コンゴ民主共和国、ルワンダ、南アフリカ共和国、スワジランド、ザンビア及びジンバブエでは、54-68MHzの周波数帯は、一次的基礎で固定業務及び移動業務(航空移動を除く。)にも分配する。(WRC-19)

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