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zoom RSS H31年度のJARL予算を読んでみよう

<<   作成日時 : 2019/03/31 11:17   >>

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ぼーっとしていない社員のみなさん,読み始めよう(JARL NEWS春号).

ほかの会員のみなさんも,我流フォネティクスでサフィックスだけを連呼して細かなアワードを追いかけまわしHamlog定型フォーマットの片面モノクロ印刷の安っぽいQSLカードをビューローに大量に流し込み抽選会だけを目当てに支部大会に集うのもいいですが,
たまには連盟の経営状況のワッチもぜひどうぞ.

■いつものグラフ
2018年度の「決算」は未発表ですので,2019年度と同じく,「予算」を参照しています(以下同).


「16万円/日」の赤字で驀進中(驀進予定)です.
しかし,まだ「7億円」の蓄え――その大半はキャッシュ――がありますゆえ,首が回っています.

これを会長は「無借金なのだから健全経営・健全運営」とのご主張でした.

また,JH1XUPのおっしゃるところの“廻すためのお金”のラインを追記してみました.
「4億円/年」で廻っている団体ですから,たしかに,4億円を割り込むと,よろしくないです.
“自転車操業”といえるでしょう.


■長期推移
●正味財産の推移
上でいう「一般正味財産」と同じ――と思っていただいて大丈夫です.

突出している/最後の増加の1994年度は,前納会費の値上げ前の,駆け込み需要があった年です.
...それをピークに,以降,“どんぐりころころ”です.


●年ごとの差分
上のグラフの描き方を変えたものです.

“前納会費特需”が,あからさまにわかります.
JE8KQRのおっしゃるところの「20年も赤字の会社はない!」も,あからさまにわかります(2019年度で25年目ですね).

「蓄えで喰っている赤字の団体」ですから,金融面での世間体は悪いでしょう.


■予算 vs 実績
かしこい理事さんたちによる,「立てた予算」とその「できあがり」との比較です.

●2017年度
「5,471万円の赤字に収めますよ」という宣言の下,走りました.
しかし締めてみれば,「8,974万円の赤字」でした.

絶対額で「3,503万円」,比率で「64%」の超過です.
経営力のない――予算立案能力のない――とんでもない団体(≒理事会)でしょ?

でも社員総会でこの「決算」は承認されました.
私は反対しました...だって,「予算比 3,503万円・64% の赤字超過」ですよ.

cf.
『日本棋院・団理事長が任期途中で辞任 赤字見込み約7000万円の責任/囲碁』
https://www.sanspo.com/geino/news/20190329/sot19032917300009-n1.html
...我が方は「約9000万円」の赤字・「23年間連続」の赤字ですが,何か?


●2018年度
「前年度実績比で5,038万円の赤字改善!」というアグレッシブな予算です.
でその予算を支えている前提が「会員増4,000人!」です.

...2017年度同様,“足が出る”可能性が高いと睨んでいます.
決算発表待ちです.


●2019年度
2018年度予算と,同程度の赤字幅に抑えよう――という目論見です.

なお社員は,「予算」は否決できません.質問や意見は出せます.
(「まともな予算を立てさせたい = まともな理事さんを選ぶ」です.)


■入会金+会費
「予算 vs 実績の乖離」の支配項と睨んでいる,「入会金+会費」についての分析です.
JJ1WTLのいうところの,「予算が間違っている」です.
....アホや.


●2018年度
性懲りもなく,「4,000人増!」の予算が組まれています(詳細後述).
しかして実態は...

時点 正員 社団 家族 准員 合計
---------- ------ ----- ----- ----- ------
2017-03-07 56,265 1,524 1,581 6,629 65,999
2017-08-07 56,392 1,496 1,541 6,702 66,131
2017-11-07 56,462 1,497 1,521 6,723 66,203
2018-02-07 56,362 1,473 1,499 6,686 66,020
---------- ------ ----- ----- ----- ------
2018-03-07 56,321 1,468 1,493 6,673 65,955
2018-05-07 56,159 1,458 1,492 6,679 65,788
2018-08-07 56,091 1,445 1,470 6,622 65,628
2018-11-07 56,191 1,423 1,449 6,532 65,595
2019-01-07 56,118 1,421 1,446 6,489 65,474
2019-02-07 56,059 1,416 1,434 6,500 65,409
---------- ------ ----- ----- ----- ------


...むしろ減っていますが.
ということは,予算比で3,000万円ほどのリスクが見込まれます.

なおここには,定款上問題となる「局免切れ」の“幽霊会員”が,
4,686名含まれています(2018年5〜6月調査).
https://jj1wtl.at.webry.info/201806/article_1.html


●2019年度
ここ数年の中では,もっとも現実的になっています(FB).
しかし,以下がリスクとして残るでしょう:
・依然「会員900名増」が前提.
・展開ずみの,「会員期間1か月延長キャンペーン」の反動が出始める.
 (「会費を12/13に値下げした」のに等しい.)

〔円〕
(除 「換算」欄)
2017実績2018予算2019予算
 2017実績比 2017実績比
増減換算増減換算
入会金+会費307,517,558343,390,00035,872,442 313,892,0006,374,442 
 受取入会金2,289,0003,150,000861,000 2,230,000▲59,000 
 正員受取入会金2,259,0003,100,000841,000841名2,200,000▲59,000▲59名
準員受取入会金30,00050,00020,00020名30,00000名
受取会費305,228,558340,240,00035,011,442 311,662,0006,433,442 
 正員受取会費289,241,942319,140,00029,898,0584,153名295,984,0006,742,058936名
家族会員受取会費5,585,5006,300,000714,500198名5,220,000▲365,500▲102名
准員受取会費6,851,11610,800,0003,948,884548名6,458,000▲393,116▲55名
賛助会員受取会費3,550,0004,000,000450,000 4,000,000450,000 


●会員の年齢層構成
今後,ボリュームゾーンのみなさんがこぞってご引退をお迎えになります.
にもかかわらず転じて「会員を増やそう」というのには,かなりのエネルギーが必要です.



■コールブック効果
2019年度は発刊年ですので,無視し得ない額の収益増がみられています.
じつは“イイ商売”なのです.

世の中にはタダで『Excel Callbook』を振る舞うとんでもないフゼイもあるようですが,買ってあげてください.

しかし利幅で見ますと,「+280万円」の踏み上げ効果しかないようです:
・2018年度予算 … 1,500万円−780万円 = 720万円…(1)
・2019年度予算 … 2,400万円−1,400万円 = 1,000万円…(2)

    (2)−(1)から,280万円.

なお人生はゼロサムゲーム.翌2020年度は,この分が落ち込みます.


■細目
以下,細目です〔円〕.JARLからExcelで配ってよ...
 2019予算2019予算−2017実績2019予算−2018予算
経常増減の部 
 (1)経常収益406,047,0007,700,765-18,813,000
 @特定資産運用益3,000,000-971,057-1,000,000
 特定資産受取利息3,000,000-971,057-1,000,000
A受取入会金2,230,000-59,000-920,000
正員受取入会金2,200,000-59,000-900,000
准員受取入会金30,0000-20,000
B受取会費311,662,0006,433,442-28,578,000
 正員受取会費295,984,0006,742,058-23,156,000
家族会員受取会費5,220,000-365,500-1,080,000
准員受取会費6,458,000-393,116-4,342,000
賛助会員受取会費4,000,000450,0000
C事業収益38,541,000-626,37810,126,000
賞典収益2,141,000509,513-874,000
刊行物収益24,000,000-412,6519,000,000
監修収益330,000-45,0000
印税収益70,000-36,4400
広告収益12,000,000-641,8002,000,000
D雑収益50,614,0002,923,7581,559,000
雑収益50,524,0002,835,7421,559,000
受取利息90,00088,0160
(2)経常費用443,515,000-43,155,525-20,707,000
 総会費3,800,000118,483-442,000
理事会費2,658,000-208,5640
評議委員会費
連絡会費750,000-56,0140
地方本部費21,150,0003,308,144-40,000
役員報酬9,000,00000
諸給与89,300,000-20,041,107-7,500,000
賞与引当金繰入額6,500,000925,600-500,000
役員退職慰労金
退職給付費用6,630,000-4,003,8000
事務消耗品費1,626,000272,978-250,000
事務印刷費658,000-254,6190
通信費2,150,000323,175-210,000
旅費交通費7,250,000276,485-127,000
福利厚生費19,300,000-2,291,218-1,565,000
図書費310,000100,0020
渉外費200,000-155,0340
賃借料16,409,000165,936-28,000
光熱水道料1,150,000-48,3490
修繕費
租税公課19,450,000983,687500,000
雑費6,700,000-2,967,637-336,000
J・ニュース費33,600,000-1,437,2390
QSL費79,500,0003,163,8350
広告活動費44,173,000-12,547,973-659,000
ARDF費1,300,000233,619-335,000
賞典費1,500,000847,313-206,000
諸委員会費2,950,000344,9010
クラブ費393,000352,629177,000
監視監査費540,000211,2950
刊行物費14,000,000113,1856,200,000
機械化事務費13,370,000288,5360
会員事務費15,000,00053,600-1,703,000
選挙費4,184,00017,859-2,848,000
設備機器4,200,0001,852,100-195,000
国際協力費5,004,000167,480-1,400,000
衛星・研究開発費810,000129,387-290,000
減価償却費1,900,000-394,1330
ソフトウェア償却6,100,000-13,000,067-8,950,000
貸倒引当金繰入額000
 
評価損益等調整前当期経常増減額-37,468,00050,856,2901,894,000
特定資産評価損益等
評価損益等計01,431,8970
当期経常増減額-37,468,00052,288,1871,894,000
 
経常外増減の部00
 (1)経常外収益
 @貸倒引当金戻入益00
A固定資産売却益
(2)経常外費用
 @固定資産除却損00
 
当期一般正味財産増減額-37,468,000
一般正味財産期首残高743,088,864
一般正味財産期末残高705,620,864

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コメント(2件)

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貯金を食いつぶしたら会費上げればいいくらいしか考えていないんだろうと思うよ。それでもやる人はやるだろうとか
名無しの権兵衛
2019/04/01 06:53
コメントをいただける場合は,コールサイン(お持ち出ない場合はお名前)にてお願いいたします(拝).>QTC ALL
JJ1WTL
2019/04/01 23:22

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