社員総会報告5
まとめです.ひとことでは「今年もアホな予算なので達成度合いを注視しましょう」かな.
●H29決算
以下の点からダメ出しをさせていただきました.
・予算比6割超の赤字(▲\35M)
・昨年(H28)度よりも赤字増(▲\15M).

主因は,「会員増の見込みが大甘だったため」といえましょう.
前H28年度実績比で,H29年度は以下の予算でした.
・入会金+会費 … \39Mの増,
・正員 … 4,421名の増*.
*:\326M(H29予算)-\294M(H28実績)
7,200円/名の単純換算にて,以下同.
ひらたくは――
「今年は▲\55Mの赤字で収めるぜ!(正員が4,421名増えたら)」
「ごめん▲\89Mになっちゃいました,会員増えなかったんで」
――というオチです.
もちろん,「そもそもその予算はおかしい!」とは言いました.
去年の総会で.
「格好つけの予算」を示されるよりは,
最初から「正直な予算」を見せてもらった方がありがたいです.
対処が早めにできるからです:
「今年の赤字は▲\89M行っちゃいます.
みなさんどうしましょう,
真剣に考えましょう.」
...と言ってもらった方が嬉しいのですが,
そうではなく「問題の一年先送り」になってしまいました.
1年間という時間をロスしました.
●H30予算
で今年.
“学習能力がない”と酷評させていただきました.
前H29年度実績比で...
・入会金+会費 … \36Mの増,
・正員 … 4,153名の増.
つまり――
「今年は▲\39Mの赤字で収めるぜ!(正員が4,153名増えたら)」
「そんなに増えるわけないだろ!」
「会員を増やすしか手がないんだよ,“おーるじゃーる”でがんばろうよ」
――と押し切られました.
はい,ことしもまた「問題の一年先送り」です.
なお,『予算』は“報告事項”ですので,
社員総会で否決することはできません.
●リスク
さて,
去年56名しか増えなかったものが(正員),
ことし4,153名(+\36M)も増えるのでしょうか???
...ということで,このギャップがそのままリスクと言えましょう.
●さらなるリスク
「入会金+会費は――増えるどころか――減少傾向にある」ことも併せて判ります.
昨H29年度でいえば,H28年度よりも▲\5M減っています.
これもリスクです.
●その後の会員数の推移
JARL NEWS 夏号で,5/7時点の会員数が開示されました.
えらく減ってますね....
・予算 … 4,153名増 @2019-03-07
・実績 … 162名減 @2018-05-07
正員が増えたタイミングでセルの背景色を変えています.
疑義アリアリの予算ですので,ことしはKPI管理をしましょう.
...予算比で▲\10Mくらいは未達のようなので,もし民間企業なら
・役員給与カット とか
・残業禁止 とか
・外出禁止 とか
の打ち手が講じられ始める頃合いかと.
●つぶらな瞳で公表データを読んでみよう
「もはや過大な会員増期待は無謀」だということは,わかると思うんですけど.
・総局数
減っています.
・四アマ新規取得者数
減っています.
2015年度 … 14,331名
2016年度 … 13,041名
●H30年度まとめ
・予算 … \39M の赤字に収めます
・見通し … \39M+\36M(入会金+会費増 期待薄)
で,「\70M台の赤字」で着地するんじゃないかなぁ.
●H31年度以降
・楽観的には
- 「ソフトウェア償却」が減るはずです.
H26~H30で,5年経ちます.
\13M/年くらいはラクになる?
・悲観的には
- TSSへの和解金の“5年ローン” … \4M/年 × 残り3年 (H29~H33)
- 電子QSLシステムのコスト … \数M @H30年度の例
- 会員減
たとえば「高齢化」にともなう退会増

●破綻グラフ
・「赤字で困ってます,でもサービスのレベルは下げません」
・「健全運営」
というご持論の会長の再任を受けまして,改版しました.
本図では,たとえアホなH30予算でも信じています.
●H29決算
以下の点からダメ出しをさせていただきました.
・予算比6割超の赤字(▲\35M)
・昨年(H28)度よりも赤字増(▲\15M).

主因は,「会員増の見込みが大甘だったため」といえましょう.
前H28年度実績比で,H29年度は以下の予算でした.
・入会金+会費 … \39Mの増,
・正員 … 4,421名の増*.
*:\326M(H29予算)-\294M(H28実績)
7,200円/名の単純換算にて,以下同.
ひらたくは――
「今年は▲\55Mの赤字で収めるぜ!(正員が4,421名増えたら)」
「ごめん▲\89Mになっちゃいました,会員増えなかったんで」
――というオチです.
もちろん,「そもそもその予算はおかしい!」とは言いました.
去年の総会で.
「格好つけの予算」を示されるよりは,
最初から「正直な予算」を見せてもらった方がありがたいです.
対処が早めにできるからです:
「今年の赤字は▲\89M行っちゃいます.
みなさんどうしましょう,
真剣に考えましょう.」
...と言ってもらった方が嬉しいのですが,
そうではなく「問題の一年先送り」になってしまいました.
1年間という時間をロスしました.
●H30予算
で今年.
“学習能力がない”と酷評させていただきました.
前H29年度実績比で...
・入会金+会費 … \36Mの増,
・正員 … 4,153名の増.
| 〔円〕 | H29実績 | H30予算 | 増 減 | 換 算 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 入会金+会費 | 307,517,558 | 343,390,000 | +35,872,442 | |||||||
| 受取入会金 | 2,289,000 | 3,150,000 | +861,000 | |||||||
| 正員受取入会金 | 2,259,000 | 3,100,000 | +841,000 | +841名 | ||||||
| 準員受取入会金 | 30,000 | 50,000 | +20,000 | +20名 | ||||||
| 受取会費 | 305,228,558 | 340,240,000 | +35,011,442 | |||||||
| 正員受取会費 | 289,241,942 | 319,140,000 | +29,898,058 | +4,153名 | ||||||
| 家族会員受取会費 | 5,585,500 | 6,300,000 | +714,500 | +198名 | ||||||
| 准員受取会費 | 6,851,116 | 10,800,000 | +3,948,884 | +548名 | ||||||
| 賛助会員受取会費 | 3,550,000 | 4,000,000 | +450,000 | |||||||
つまり――
「今年は▲\39Mの赤字で収めるぜ!(正員が4,153名増えたら)」
「そんなに増えるわけないだろ!」
「会員を増やすしか手がないんだよ,“おーるじゃーる”でがんばろうよ」
――と押し切られました.
はい,ことしもまた「問題の一年先送り」です.
なお,『予算』は“報告事項”ですので,
社員総会で否決することはできません.
●リスク
さて,
去年56名しか増えなかったものが(正員),
ことし4,153名(+\36M)も増えるのでしょうか???

...ということで,このギャップがそのままリスクと言えましょう.
●さらなるリスク
「入会金+会費は――増えるどころか――減少傾向にある」ことも併せて判ります.
昨H29年度でいえば,H28年度よりも▲\5M減っています.
これもリスクです.
●その後の会員数の推移
JARL NEWS 夏号で,5/7時点の会員数が開示されました.
えらく減ってますね....
・予算 … 4,153名増 @2019-03-07
・実績 … 162名減 @2018-05-07
正員が増えたタイミングでセルの背景色を変えています.
| ソース | 時点 | 正員 | 社団会員 | 家族会員 | 准員 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2014夏号 | 2014-05-07 | 56,835 | 1,564 | 1,778 | 6,822 | 66,999 |
| 2014秋号 | 2014-08-07 | 56,705 | 1,550 | 1,753 | 6,778 | 66,786 |
| 2015冬号 | 2014-11-07 | 56,648 | 1,554 | 1,708 | 6,767 | 66,677 |
| 2015春号 | 2015-03-07 | 56,493 | 1,535 | 1,682 | 6,708 | 66,418 |
| 2015夏号 | 2015-06-07 | 56,411 | 1,527 | 1,664 | 6,668 | 66,270 |
| 2015秋号 | 2015-09-07 | 56,477 | 1,539 | 1,661 | 6,643 | 66,320 |
| 2016冬号 | 2015-11-07 | 56,562 | 1,554 | 1,664 | 6,624 | 66,404 |
| 2016春号 | 2016-03-07 | 56,535 | 1,541 | 1,653 | 6,589 | 66,318 |
| 2016夏号 | 2016-06-07 | 56,509 | 1,538 | 1,631 | 6,582 | 66,260 |
| 2016秋号 | 2016-09-07 | 56,490 | 1,540 | 1,614 | 6,607 | 66,251 |
| 2017冬号 | 2016-11-07 | 56,423 | 1,526 | 1,601 | 6,614 | 66,164 |
| 2017春号 | 2017-02-07 | 56,342 | 1,518 | 1,584 | 6,622 | 66,066 |
| 総会資料 | 2017-03-07 | 56,265 | 1,524 | 1,581 | 6,629 | 65,999 |
| 2017夏号 | 2017-05-07 | 56,429 | 1,506 | 1,562 | 6,620 | 66,117 |
| 2017秋号 | 2017-08-07 | 56,392 | 1,496 | 1,541 | 6,702 | 66,131 |
| 2018冬号 | 2017-11-07 | 56,462 | 1,497 | 1,521 | 6,723 | 66,203 |
| 2018春号 | 2018-02-07 | 56,362 | 1,473 | 1,499 | 6,686 | 66,020 |
| 総会資料 | 2018-03-07 | 56,321 | 1,468 | 1,493 | 6,673 | 65,955 |
| 2018夏号 | 2018-05-07 | 56,159 | 1,458 | 1,492 | 6,679 | 65,788 |
疑義アリアリの予算ですので,ことしはKPI管理をしましょう.

...予算比で▲\10Mくらいは未達のようなので,もし民間企業なら
・役員給与カット とか
・残業禁止 とか
・外出禁止 とか
の打ち手が講じられ始める頃合いかと.
●つぶらな瞳で公表データを読んでみよう
「もはや過大な会員増期待は無謀」だということは,わかると思うんですけど.
・総局数
減っています.

・四アマ新規取得者数
減っています.
2015年度 … 14,331名
2016年度 … 13,041名
●H30年度まとめ
・予算 … \39M の赤字に収めます
・見通し … \39M+\36M(入会金+会費増 期待薄)
で,「\70M台の赤字」で着地するんじゃないかなぁ.
●H31年度以降
・楽観的には
- 「ソフトウェア償却」が減るはずです.
H26~H30で,5年経ちます.
\13M/年くらいはラクになる?
| 年度 | ソフトウェア償却 | 備考 |
|---|---|---|
| H23 | 1,514,390 | |
| H24 | 1,407,333 | |
| H25 | 2,277,533 | |
| H26 | 15,301,400 | 跳ね上がり |
| H27 | 15,055,401 | |
| H28 | 14,944,900 | |
| H29 | 19,100,067 | |
| H30 | 15,050,000 | 予算 |
・悲観的には
- TSSへの和解金の“5年ローン” … \4M/年 × 残り3年 (H29~H33)
- 電子QSLシステムのコスト … \数M @H30年度の例
- 会員減
たとえば「高齢化」にともなう退会増

●破綻グラフ
・「赤字で困ってます,でもサービスのレベルは下げません」
・「健全運営」
というご持論の会長の再任を受けまして,改版しました.
本図では,たとえアホなH30予算でも信じています.

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